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2023年07月21日

アルコールジェットストーブ ガジェットDIY

今回はアルコールジェットストーブのガジェットを作りました。アルコールジェットストーブとはコイル状にした銅パイプの中でアルコールが気化、加圧され、吹き出し口より勢いよく噴射され、ジェットのような炎となるものです。スチール缶、ブリキ缶などを利用してアルコールストーブの収納からクッキングストーブに展開出来る様に仕上げました。

アルコールジェットストーブのガジェットをDIYしました。


材料です。カレー粉のスチール缶、100円ショップの灰皿缶など。


スチール缶より漏れが確認されたのではんだで埋めていきました。


直径5mm銅パイプは焼きなまし、砂を詰めて曲げていきました。


ジェットストーブ本体の完成です。


五徳、収納容器を仕上げていきます。


ガジェット完成です。


いい具合に燃焼しています。


五徳にケトルを入れてお湯を沸かしました。


燃焼確認を終え、収納します。


空き缶、灰皿缶がキャンプギアに生まれ変わりました。



YouYube動画


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■ジェットストーブの材料】

・100円ショップの灰皿用ブリキ缶

・S&Bカレーパウダースチール缶

・銅パイプ直径5mm、

・はんだ、フラックス

・麻紐

・ステンレス棒直径3mm

・はんだごて、銅パイプを曲げるパイプ等


【■ジェットストーブDIYのポイント】

・アルコール吹き出し口の火点とアルコール容器を離す形状となっているので、より安全に安心して使用できる。

・アルコールを入れる容器はアルコール漏れしないように容器の接合部をはんだで埋めた。

・銅パイプに入れる紐はタイトにせず、アルコールが有る程度流れる様にする。紐の長さは
 パイプ全体に通す必要はなく、曲げを行ったコイル状手前でも構わない。
 

・アルコールの吹き出し口は小さすぎると吹き出しの流速が早すぎて炎になりきれない。小さく穴を明けて、徐々に大きくして調整していく。今回は1.4mm調整していった。

・コイル状の銅パイプをプレヒートして点火していくが、アルコール吹き出し口の下に受け皿(市販ドリンクの蓋)を置いて、アルコールを注ぎプレーヒートさせる。


【■その他】

・火点とアルコール容器が比較的に離れているので、アルコール容器側は熱くはなるが手て触る事は出来る。

・アルコール容器の蓋は注いだ後は完全に締めない事。容器と蓋は密閉性が高いので、容器に空気が入り込まなくなり、失火してしまう。適度に空気が入る様に緩めに蓋を被せる。


  


Posted by ホシゾラCAMP at 18:28Comments(0)キャンプギヤ&DIY

2023年07月01日

アルコールジェットストーブ DIY

今回はアルコールジェットストーブをDIYしました。アルコールジェットストーブとはコイル状にした銅パイプの中でアルコールが気化、加圧され、吹き出し口より勢いよく噴射され、ジェットのような炎となるものです。今回のDIYでは、なかなか一発で成功出来ず、トライアンドエラーでようやくジェット炎となりました。ジェットの炎は思っていた以上に火力が有り、調理に、暖をとるストーブにと活躍出来そうです。

アルコールジェットストーブを作って行きます。


材料は100円ショップブリキ缶、直径5mm銅パイプ、はんだ&フラックス、麻紐、五徳などです。


ブリキ缶に水を入れると漏れます。アルコールが漏れたら大変です。


はんだによりブリキ缶の接合部を埋めて、漏れ防止を行います。


銅パイプを曲げていきますが、予めバーナーで焼いて(焼きなまし)柔らかくします。


更に銅パイプが曲げる時に潰れないようにパイプ内に砂を入れときます。


パイプを使って銅パイプをコイル状に曲げていきます。


銅パイプの形状が出来上がりました。砂を抜き取ります。


銅パイプ内に麻紐を入れます。入れ過ぎてきつきつになるとアルコールが流れないので注意です。


アルコールの吹き出しの穴を明けます。今回は燃焼を確認しながら0.8→1.0→1.2→1.4mmと広げました。


ブリキ缶と銅パイプを組付けます。


トライアンドエラーで四苦八苦しましたが、上手くジェット炎が出ました。


五徳を付けた状態です。


強力なジェット炎でお湯も楽々と沸きます。



YouTube動画
https://youtu.be/7VJVdMniT2Y




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【■ジェットストーブの材料】

・100円7ショップの灰皿用ブリキ缶

・銅パイプ直径5mm、長さ60cm

・はんだ、フラックス

・麻紐

・100円ショップのアルコールバーナー用五徳

・はんだごて、銅パイプを曲げるパイプ等

【■ジェットストーブDIYのポイント】

・アルコール吹き出し口の火点とアルコール容器を離す形状となっているので、より安全に安心して使用できる。

・アルコールを入れる容器はアルコール漏れしないように容器の接合部をはんだで埋めた。また容器蓋もアルコール引火を避けるため、二重蓋とした。

・銅パイプに入れる紐はタイトにせず、アルコールが有る程度流れる様にする。目安としてアルコール入れた時に、吹き出し口よりアルコールがにじんだり、僅かに摘下する。紐の長さはパイプ全体に通す必要はなく、曲げを行ったコイル状手前でも構わない。
 
・アルコールの吹き出し口は小さすぎると吹き出しの流速が早すぎて炎になりきれない。小さく穴を明けて、徐々に大きくして調整していく。今回は0.8mm→1.0mm→1.2mm→1.4mm調整していった。

・コイル状の銅パイプをプレヒートして点火していくが、アルコール吹き出し口の下に受け皿を置いて、アルコールを注ぎプレーヒートさせれば安全に、手軽にプレヒート出来る。

【■その他】

今回、麻紐の調整、吹き出し口の穴直径の調整によりジェットによる炎となった。火点とアルコール容器が比較的に離れているので、容器及び容器側銅パイプは手てさわっても熱くなく安心して使用出来る。
  


Posted by ホシゾラCAMP at 19:17Comments(0)キャンプギヤ&DIY

2023年06月16日

二次燃焼ストーブ トルネード ブレード付き(トルネード安定化) 

今回、二次燃焼ストーブのトルネードに対して、ブレード(羽)を付けました。前回動画では二次燃焼穴の折り曲げ、ファイヤーリングにより、見事にトルネードしました。但し、火力が弱くなったり、風に煽られてしまうとトルネードは不安定になり軸がブレたり、崩れたりする課題も有りました。今回はそんな課題に対してストーブの上昇気流をブレードで回転させトルネードの補助、安定化を狙います。



二次燃焼ストーブです。


ファイヤーリング内側に自作のブレード(羽)です。これにより炎の上昇気流を更に回転させます。


ブレードの材料は塗料缶の蓋を活用します。


ブレードの作図です。


蓋にトレースします。


ホールソーやドリルで穴明けします。


金切りばさみでカットします。


ブレードの先端を少しカット、羽を折り曲げます。


ブレードの完成です。


二次燃焼炎のトルネードを確認していきます。燃料は松のペレットです。


火力が強い状態でのファイヤーリングのみのトルネードです。安定しています。


火力が強い状態でのブレード&ファイヤーリングのトルネードです。安定しています。


火力が弱い状態でのファイヤーリングのみのトルネードです。時々中心がブレて不安定です。


火力が弱い状態でのブレード&ファイヤーリングのトルネードです。安定しています。


使用後の状態です。熱による損傷も有りません。


ブレードを付けると炎は安定してトルネードする事が確認できました。



YouTube 動画


ブレードの作図

半径78mmの円を描きます。


円を9等分します。40°×9等分=360°


中心に半径10mmの円を描きます。


半径10mmの円の外側に半径55mmの円を描きます。


半径10mmの円に1,2,3,・・・9と番号をふります。(10mm円と9等分した線の交点に番号)


半径55mmの円に番号をふります。10mm円の1番が55mm円の6番、以後2番が7番、3番が8番・・・


コンパスで55mm円の1番を中心に10mm円の1番から弧を描く。


弧を描いた状態


以後55mm円2番を中心に10mm円2番より弧を描く


55mm円3番を中心に10mm円3番より弧を描く


9番まで描けば完成です。




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■ブレードの材料

塗料缶の蓋

■ブレードの製作

ブレードを作図して蓋にトレース
ドリル、金切りばさみにて加工


■ブレードの効果確認

ファイヤーリング取付けのみとファイヤーリング+ブレードとの炎の比較

1,二次燃焼炎が強い場合、どちらも綺麗にトルネードして、回転力の差は特に肉眼では認められなかった。

2,二次燃焼炎が弱い場合、ファイヤーリング+ブレードでは炎の中心がブレる事も無く回転していた。一方ファイヤーリング取付けのみでは炎の中心がブレて、トルネードも不安定になった。
以上、ブレード付きではトルネードを安定させる効果が認められた。
但し、ファイヤーリング取付けのみでも炎の揺らぎや回転の変化が楽しめる為、これはこれで素晴らしいトルネードを観賞することが出来る。

  


Posted by ホシゾラCAMP at 17:08Comments(0)キャンプギヤ&DIY

2023年06月04日

二次燃焼ストーブ トルネード

今回、二次燃焼ストーブの炎をトルネードさせます。二次燃焼穴に角度を付けて、ファイヤーリングを付ける事により炎はトルネードします。特にファイヤーリングを付ける前は炎は乱れていましたが、付けることにより炎は中心に収束し回転します。その美しさはかなり感動ものです。



































YouTube動画



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【■二次燃焼炎 トルネードのポイント】

二次燃焼穴をドライバー等により折り曲げ、角度を付ける。

ファイヤーリング直径10cm程度を取付ける。


【■ファイヤーリング製作】

100均ダイソー ステンレスボウル15.5cm

自作の切削具でボウル底をカット、また金切りハサミにてカットし、リング直径10cmと11cmを製作した。


【■二次燃焼トルネードの確認】

ファイヤーリング取付け前は、炎は安定せずに乱れていたが、ファイヤーリング取付けにより炎は中心に収束し火柱となり、回転した。今回直径10cmと11cmのファイヤーリングを試したが、10cmの方がやや炎の安定感があった。




  


Posted by ホシゾラCAMP at 18:31Comments(1)キャンプギヤ&DIY

2023年06月03日

雄大な阿蘇を望むキャンプ場 ゴンドーシャロレーオートキャンプ場

今回は熊本県阿蘇南小国町 瀬の本高原に有るゴンドーシャロレーオートキャンプ場に行ってきました。眼下に広がる雄大な阿蘇を望むキャンプ場です。また木々に囲まれたサイトもあり、様々なスタイルのキャンプが楽しめます。

テンマク焚き火タープにビジョンピークスTCルーテントです。


目の前には阿蘇山が望めます。


3連結のベアボーンズエジソンストリングライトです。


シアーズランタン476.74060





今回はチーズフォンデュを作ります。


焚き火台はユニフレーム薪グリルラージ、タークフライパンで食材を焼きます。


容器にニンニクを塗り、チーズはコーンスターチを混ぜ、白ワイン、牛乳で溶かし、ナツメグ少々入れます。


ストーブはColeman PEAK-1 400 Stoveでチーズを温めます。


焚き火の炎を見ると落ち着きます。


食後の珈琲です。


静かな時間、何もしない贅沢な時間を過ごします。


一夜明けて、快晴です。


阿蘇山、左の根子岳、右の高岳を望みます。


阿蘇山のカルデラには雲海が出ているようです。



YouTube動画

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阿蘇五岳の風景








 
















  


Posted by ホシゾラCAMP at 18:49Comments(0)キャンピング

2023年05月28日

美しい木立のキャンプ場 茶屋の原キャンプ場

今回は熊本県阿蘇南小国町 瀬の本高原に有る茶屋の原キャンプ場に行ってきました。阿蘇くじゅう国立公園の一角に有る場所で広大な敷地、全てフリーサイトで、ソロからファミリーまで、多様な景色の中でキャンプが楽しめます。今回のサイトは眼下広がるシダの群生、そしてその中に立ち並ぶ木々の風景で、美しい木立の中で楽しめました。




瀬の本高原にあるキャンプ場、まもなく到着です。


受付です。チェックインは9:00からできてチェックアウトは翌日17:00です。


広大な敷地面積で東京ドーム約10個分です。


全フリーサイトで色んな景色のサイトがあります。


本日は立木が美しいサイトにしました。


土曜日ですがキャンパーも分散し、完ソロ状態でした。


目の前にはシダが群生し、その中に木々が有って素晴らしい景観でした。


日が暮れて夕食の準備をします。


今日はステーキにしました。


ユニフレーム薪グリルラージなのであれこれ乗っけることができますね。


なかなか焼き加減が難しい焚き火ですが、さて今日はどうでしようか。


お肉は良い焼き加減でした。


淹れたての珈琲、至福の時間です。


のんびり・・・


星空もばっちり見えました。


翌朝、朝食はホットサンド。


美しい立木を眺め、のんびり・・・。


YouTube動画





  


Posted by ホシゾラCAMP at 14:17Comments(0)キャンピング

2023年04月14日

ガスバーナーのランタン化

今回はシングルガスバーナーをランタン化しました。普段使っているガスバーナーにランタンマントルを取付けてみましたが、実用的でないので、お遊びで作ってみたものです。市販のガスランタンと同じで、マントル内でガス燃焼させれば、マントルが明るく輝くものです。バーナーに針金とマントルを取り付けたシンプルなもので、それなりに明るく輝きました。

シングルガスバーナーのランタン化をしてみました。
ガスバーナーのマントル化002

ガスバーナーはこんな感じで燃えています。
ガスバーナーのマントル化004

マントルを浮かす為の針金を取り付けます。
ガスバーナーのマントル化006

マントル取付けです。いい具合に取付けることが出来ました。
ガスバーナーのマントル化008

マントルの空焼きをします。
ガスバーナーのマントル化010

点火するとマントルが膨らみ、光を放ちます。
ガスバーナーのマントル化012

ガスバーナーのコックを全開すると明るさMAXです。結構眩しいです。
ガスバーナーのマントル化014

消火後のマントルの状態です。以上、なんちゃってガスランタンでした。
ガスバーナーのマントル化016


Youtube動画



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ガスバーナーのランタン化】


■材料準備

シングルガスバーナー、OD缶 

マントル
 
針金


■ランタンの明るさ確認

ランタン点灯では通常のガスランタンと明るさは変わりは有りませんでした。但しガスバーナーがランタンのバーナーノズルと若干形状も違い、ガスの勢いが強い為、マントルより炎が出ていました。なのでしっかりとマントルに火が接触して、発光されてました。




  


Posted by ホシゾラCAMP at 18:18Comments(0)キャンプギヤ&DIY

2023年04月02日

コールマン 200A オーバーホール Coleman 200A

コールマン200A イエローボーダー ジャンク品をオークションで格安購入しました。商品説明では点火が出来ないとのことでのジャンク品扱いでした。不具合の確認では、ガソリンタンクのフィラーキャップのゴム硬化・劣化と給油口の錆が有りました。ポンピングしても圧がかからず、タンク内の気密性が保たれない状況でした。今回、全分解して不具合の箇所を探り、対策を行いました。動画では細かな詳細手順となって時間的に長くなりましたが対策内容や部品交換手順が解り易くなっていますので、よかったら参考にしてみて下さい。

コールマン200A イエローボーダー ジャンク品をオーバーホールします。
コールマン200A オーバーホール_002

フィラーキャップのゴムが硬化しています。
コールマン200A オーバーホール_004

給油口が錆びています。ポンピングしてもここから圧が逃げてしまってます。
コールマン200A オーバーホール_006

ガソリンタンク中も錆ています。
コールマン200A オーバーホール_008

ジェネレターの内部は煤やタールで固着しており、アスベストチューブ抜き取り時、フィルターも外れました。
コールマン200A オーバーホール_010

バルブステムナットのグラファイトパッキンも消耗しています。
コールマン200A オーバーホール_012

ポンプカップが汚れています。
コールマン200A オーバーホール_014

フィラーキャップガスケット(ゴム)を除去します。
コールマン200A オーバーホール_016

新品を取り付けます。
コールマン200A オーバーホール_018

給油口の錆はワイヤーブラシ、紙やすり、金属磨きピカールで落としていきます。
コールマン200A オーバーホール_020

錆も落ちて、キャップのゴムも新品で、これで気密性が保たれます。
コールマン200A オーバーホール_022

ガソリンタンクのサビ落としは先ず、ナットでシェイクします。
コールマン200A オーバーホール_024

モノタロウのサビ落とし剤、10倍希釈で24時間放置します。
コールマン200A オーバーホール_026

すっかり錆がおちました。
コールマン200A オーバーホール_028

タンクの外はカーWAX(シュアラスター マンハッタンゴールド)で艶を出します。
コールマン200A オーバーホール_030

ジェネレーターのカーボンやタールはKUREのエンジンコンディショナーで溶かし除去します。
コールマン200A オーバーホール_032

ジェネレターのフィルターはステンレス100メッシュを代用します。
コールマン200A オーバーホール_034

ジェネレターのアスベストチューブ紙筒に代わり、ステンレス100メッシュを使います。
コールマン200A オーバーホール_036

チェックバルブのOリングを追加します。
コールマン200A オーバーホール_038

革製ポンプカップを交換します。
コールマン200A オーバーホール_040

フューエル&エアーチューブのスプリングは長年の縮みを手で延ばし、戻します。
コールマン200A オーバーホール_042

バルブステムナットのグラファイトパッキンを少しだけ補充します。
コールマン200A オーバーホール_044

その他鉄部品の錆をモノタロウ錆取りに浸け、除去します。
コールマン200A オーバーホール_046

鉄、真鍮の部品を磨いていきます。
コールマン200A オーバーホール_048

金属磨きのピカールです。電動ブラシでやれば時間短縮です。
コールマン200A オーバーホール_050

綺麗に磨けました。
コールマン200A オーバーホール_052

部品組付け後、燃焼確認です。点火、消火問題ありませんでした。
コールマン200A オーバーホール_054

以上、コールマン200Aのオーバーホール完了です。
コールマン200A オーバーホール_056

YouTube動画
https://youtu.be/JfyDPYPqGd0

コールマン 200A オーバーホール Coleman 200A




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【部品名称、不具合内容、⇒対策&交換部品】

①ガソリンタンク

 圧がかからない。フィラーキャップからエアーが漏れる。
 
 ⇒フィラーキャップガスケット(ゴム)の硬化、劣化の為、新品交換
 
 ⇒タンク給油口の錆除去 ワイヤーブラシ、400、600番神やすり、ピカール磨き

②ガソリンタンク内

 タンク内前面に錆

 ⇒モノタロウ錆取り剤 10倍希釈 24時間浸け置き

③ガソリンタンク外観

 塗装の汚れ、クスミ

 ⇒中性洗剤で汚れ除去、カーWAXのシュアラスター マンハッタンゴールド WAXがけ

④ジェネレーター

 アウターチューブ、ジェネレターニードル、スプリングの汚れ

 ⇒カーボン、タールによる汚れはKURE製エンジンコンディショナーで除去

 ⇒ジェネレーター内フィルター 新品交換(100メッシュ)

 ⇒アスベストチューブ紙筒からステンレス100メッシュに変更

 【ステンレスメッシュへの変更】

ステンレスメッシュチューブの作り方を紹介した動画が有りますので参考にしてみて下さい。

コールマン 200A ジェネレーター アスベストチューブのステンレスメッシュ化  Coleman 200A
https://youtu.be/JR2mKC7gfUA

⑤ポンププランジャーAssy

 ポンプカップ汚れ、劣化

 ⇒新品交換(革製)

⑥チェックバルブ

 もともとチェックバルブにはOリングは無し

 ⇒チェックバルブOリング追加により、エアー漏れ防止

⑦バルブAssy

 バルブステムのグラファイト量の減少

 ⇒グラファイトの追加

 フューエル&エアーチューブ スプリングが縮む

 ⇒スプリングの手延ばし

⑧その他部品の金属のサビ、汚れ、クスミ

 フューエル&エアーチューブ、バーナーアッシー、ジェネレーター、バルブアッシー、フレーム、ベイル等の部品 サビ、汚れ、クスミ。

 ⇒鉄部品はモノタロー錆取り剤 10倍希釈 8時間浸け置き

 ⇒鉄、真鍮部品、金具磨き 金属磨きのピカール



  


Posted by ホシゾラCAMP at 17:39Comments(0)キャンプギヤ&DIY

2023年03月17日

三次燃焼ストーブ DIY  二次燃焼・トーチ燃焼・三次燃焼ストーブ

前回、二次燃焼ストーブのトーチ燃焼化をDIYしましたが、新たに三次燃焼も追加しました。これで二次燃焼、トーチ燃焼、三次燃焼出来るストーブです。トーチ燃焼させるメッシュ筒に三次燃焼用筒を挿入するだけで、三次燃焼が出来て、また取り外しも容易で、トーチ炎、三次燃焼炎の切り替えが出来ます。

二次燃焼ストーブに三次燃焼を追加しました。
三次燃焼ストーブ DIY _004

前回、二次燃焼ストーブにトーチ燃焼を追加しました。
三次燃焼ストーブ DIY _006

二次燃焼の美しい炎とトーチのダイナミックな炎が楽しめるものでした。
三次燃焼ストーブ DIY _008

今回、そのトーチ部で三次燃焼させる様に改造していきます。
三次燃焼ストーブ DIY _010

図は三次燃焼薪ストーブと今回のストーブを比較したものです。トーチ部より空気を出して三次燃焼させます。
三次燃焼ストーブ DIY _012

三次燃焼用筒のパーツで、鉄パイプに空気穴を明け、鉄板で上部蓋します。組立ていきます。
三次燃焼ストーブ DIY _014

トーチ部のメッシュ筒に三次燃焼筒を嵌めます。もちろん容易に取り外しも出来ます。
三次燃焼ストーブ DIY _016

三次燃焼穴位置は二次燃焼炎を再燃させる為に二次燃焼穴より高くしています。
三次燃焼ストーブ DIY _018

松のペレット800gを投入し、燃料用アルコールをかけて点火します。
三次燃焼ストーブ DIY _020

程なく、二次燃焼が現れ、続いて三次燃焼が現れました。
三次燃焼ストーブ DIY _022

三次燃焼は二次燃焼の様に常に出現とはなりませんでした。二次燃焼炎がゆらぐ為です。
三次燃焼ストーブ DIY _024

二次燃焼炎が三次燃焼穴から出る空気に触れた場合、再燃すなわち三次燃焼します。
三次燃焼ストーブ DIY _026

良く燃えている二次燃焼ですが、三次燃焼炎を見ると、二次燃焼炎には未燃ガスが多いと実感します。
三次燃焼ストーブ DIY _028

YouTube



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【■二次燃焼+トーチ燃焼 ストーブの製作】

前々回動画:https://youtu.be/ruA9DMrOBUU

前回動画:https://youtu.be/adhnO_8irjk

【■三次燃焼ストーブの製作】

①鉄パイプに空気穴を明ける。穴位置は二次燃焼穴位置より高い位置となる様にする。二次燃焼穴位置と同じ高さにすると二次燃焼ということになるので、二次燃焼炎を再燃させるために二次燃焼炎先端が当たる位置の高さにする。

②鉄パイプ上部は蓋をする。以上の三次燃焼用筒とする。

③トーチ燃焼のメッシュ筒に三次燃焼用筒を挿入する。

【■三次燃焼ストーブの燃焼確認】

ペレット800gを使用し、燃料用アルコールをかけて点火します。点火後2分程度で二次燃焼炎が現れ、その後三次燃焼炎も現れました。三次燃焼は二次燃焼の様に常時出っぱなしではなく、二次燃焼が三次燃焼穴から出る空気に触れると、再燃すなわち三次燃焼します。




  


Posted by ホシゾラCAMP at 16:38Comments(0)キャンプギヤ&DIY

2023年02月25日

二次燃焼ストーブ DIY トーチとのコラボ 火力調節付

今回は二次燃焼ストーブをDIYしました。燃料はペレット専用で燃焼は横からの二次燃焼、そしてスエーデントーチに見られる縦に舞い上がる炎、そんな縦と横の炎が出るストーブです。また料理を作るときは専用蓋と火力調節レバーで火力強弱出来ます。

横からの二次燃焼の炎、縦からのトーチ燃焼の炎
二次燃焼ストーブ DIY 001

塗料缶を使って二次燃焼ストーブをDIYします。
二次燃焼ストーブ DIY 002

二次燃焼の穴とトーチとなると筒状のステンレスメッシュです。
二次燃焼ストーブ DIY 004

構造図です。縦横の燃焼、そして蓋と火力調節レバーで火力調節します。
二次燃焼ストーブ DIY 006

塗料缶大と小を加工していきます。
二次燃焼ストーブ DIY 008

二次燃焼穴を加工します。直径6mm ピッチ16.3mmです。
二次燃焼ストーブ DIY 010

大きな空気穴はホールソーで明けます。ステップドリル使用しましたが穴の仕上がりがガタガタになります。
二次燃焼ストーブ DIY 012

トーチの下部のブラケットです。
二次燃焼ストーブ DIY 014

火力調節レバーです。
二次燃焼ストーブ DIY 016

トーチとなるステンレスメッシュと支え棒
二次燃焼ストーブ DIY 018

塗料缶の底のステンレス金網です。
二次燃焼ストーブ DIY 020

100均ダイソーの五徳です。
二次燃焼ストーブ DIY 022

以上、部品加工完了でこれらを組立ていきます。
二次燃焼ストーブ DIY 024

組立完了です。
二次燃焼ストーブ DIY 026

二次燃焼の穴とトーチとなると筒状のステンレスメッシュです。
二次燃焼ストーブ DIY 028

トーチの底部です。火力調節レバーです。
二次燃焼ストーブ DIY 030

燃焼の確認を行います。燃料は松のペレットで、火が着き易く、高燃焼、炎が持続します。
二次燃焼ストーブ DIY 032

ペレットに燃料用アルコールをかけて着火します。
二次燃焼ストーブ DIY 034

2分程度で二次燃焼の炎が現れました。
二次燃焼ストーブ DIY 036

完璧な二次燃焼です。しかしまだトーチからの炎は現れません。トーチ側面へのアルコールあるいは木くずでの着火が不足していました。
二次燃焼ストーブ DIY 038

8分後、トーチに炎が現れました。横と縦の炎が美しく、ダイナミックです。正に二次燃焼ストーブとスエーデントーチのコラボです。
二次燃焼ストーブ DIY 040

料理時には火力の調整が必要ですが、上部の蓋、下部の火力調節レバーで火力調節出来ます。
二次燃焼ストーブ DIY 042

蓋の穴の大きさで火力の大きさを決めることができますが、今回穴直径30mmの小さ目でした。次回直径50mmにしてみます。
二次燃焼ストーブ DIY 044

蓋により中は炎が抑えられていましたが、蓋を取ると再び燃焼復活します。
二次燃焼ストーブ DIY 046

今回、二次燃焼は80分持続して、炎終了後の炭の状態では120分燃焼でした。
二次燃焼ストーブ DIY 048

松のペレットだったので多少煤が着きました。水洗いすれば落ちますが、乾燥させ、シリコンスプレーを吹き付け錆防止すれば安心です。
二次燃焼ストーブ DIY 050

YouTube


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【■二次燃焼ストーブの製作】

塗料缶の大小を利用したもので、内缶、外缶に空気穴を配置して二次燃焼させます。更に特徴的なのが内側塗料缶にトーチ構造を持つことによりスエーデントーチのような縦の燃焼を出させます。トーチの炎は底に設けた火力調節レバーで調節可能で、料理時には便利です。

(部品加工)

・塗料缶の穴明け

 塗料缶小:二次燃焼穴 直径6mm ピッチ16.3mm / 底の空気穴 直径22mm
 塗料缶大:空気穴 直径22mm ピッチ32mm / 火力調節レバー穴
 塗料缶上蓋:空気穴 直径30mm

 ★注意点は塗料缶穴明けにおいて、ステップドリルは使用不可で、ホールソーの使用を奨めます。

・火力調節レバー
 ピアノ線で骨組みを作り、鉄板張り付け

・トーチ部
 ステンレス金網を丸め筒状にし、上部は鉄の棒で支えを行う

・塗料缶底 ブラケット&ステンレス金網
 鉄板でトーチを固定するブラケットを作り、底の金網にブラケットを嵌め込む

・ダイソー五徳
 塗料缶に置けるように一部カット

(材料)

塗料缶 大4L、小2L
 ステンレス金網
 ピアノ線
 鉄板
 ボルト、ナット
 ダイソー五徳

(工具)
 電動ドリル、直径22mmホールソー 

【■二次燃焼ストーブの燃焼確認】

 ペレット900gを使用し、燃料用アルコールをかけて点火します。トーチの中にも燃料用アルコールをかける、または木くずを入れて側面のペレット着火を行います。二次燃焼は80分持続、二次燃焼を終えて炭火状態では120分以上持続しました。火力調節では上蓋及びレバー操作にて火力の調節は出来ました。上蓋を被せることにより火力は抑えられるが今回、上蓋直径30mm穴は若弱火レベルでした。従って30mm→50mmの直径拡大が望ましい。

【■使用後の状態】

 塗料缶は熱により色が変わりましたが、変形なし。その他部品も熱による損傷有りませんでした。

  


Posted by ホシゾラCAMP at 18:17Comments(0)キャンプギヤ&DIY